都市ガス料金は、前回平成24年4月1日に供給ガスの高カロリー化(熱量変更)事業等に係る費用を算定料金に反映させておりますが、その後、人口減少に伴う供給戸数の減少等により、ガス販売量が減少しております。
このような状況は今後も継続することが見通される上、老朽施設の解体費用や、保安対策の推進や供給安定性の向上を目的とした古いガス管の更新費用も増加してまいります。
引き続き内部努力のみで経営していくことが困難なことから、改めて原価計算を行い、平成29年3月定例議会にて審議の結果、適正なガス料金への改定が決定されました。
1、料金改定日 平成29年7月1日
【新料金表】
(税込)
1カ月の使用量 | 基本料金 | 基準単価(円/㎥) | |
料金表A | 0~20㎥まで | 801.36.円 | 225.4608円 |
料金表B | 21~125㎥まで | 919.08円 | 219.5748円 |
料金表C | 126㎥~ | 3,449.52円 | 199.3356円 |
※毎月、原料費の変動により算定された調整単位料金が、基準単位料金に反映されます。
2、ガス料金の改定率 8.50%
(税抜)
旧平均単価 | 新平均単価 | 改定率 | |
小口部門 | 209.83円 | 227.67円 | 8.50% |
3、標準的な家庭(18㎥)の月間ガス料金負担増額
※原料費単位調整前の金額です。
旧料金(税込) | 新料金(税込) | 増減額 |
4,478円 | 4,858円 | 380円 |
4、生活保護世帯等についての特別措置
次の場合、使用ガス料金について、旧料金と新料金を比較してどちらか安い料金を適用します。
(1)適用対象者 ・生活保護を受けている世帯
・世帯全員が市民税非課税の世帯
(2)適用期間 平成29年7月1日から料金算定期間の末日が平成29年12月31日までの期間
(3)手続方法 申請書による申し出が必要です。
(申請書はガス水道局、各庁舎市民サービスセンターにあります)