にかほ市自治基本条例

策定経過概要

 にかほ市では、平成19年3月に「第1次にかほ市総合発展計画」を策定し、『夢あるまち 豊かなまち 元気なまち 住みたいまち にかほ』を基本理念に掲げました。そして、まちづくりの主役である市民と行政が共に手を携え、「協働のまちづくり」を更に推進するため、まちづくりの基本的な考え方やしくみを定めた「にかほ市自治基本条例」の素案の策定に向けて、公募の市民委員、各種団体推薦委員計13名による「にかほ市自治基本条例策定検討委員会」を設置しました。

検討委員会では、平成20年12月までの1年9か月の間に、計23回にも及ぶ会議を開催し「協働のまちづくり」を標榜する「にかほ市」らしい自治基本条例のありかたについて、市民が主体的に主に市民の視点で話し合いました。
委員会からの中間答申による素案についてパブリックコメント（意見聴取）を実施し、また市議会には素案に対する意見等を求めました。意見等は、1団体6個人からの13項目と、市議会からの10項目が寄せられ、委員会の考え方をそれぞれの方々にお伝えしたほか、ホームページにも掲載するとともに、市議会全員協議会においても考え方を述べております。
そして、これらを経て、検討委員会から市長に対し最終答申がなされたものです。

 これを受けて、市では全世帯に対して解説入りの素案を配布したほか、市政説明会や各自治会等座談会、各種団体の総会等、様々な会合の機会を捉えて本条例の趣旨を説明し、多くの市民から理解をいただけるよう鋭意努めました。

これらを踏まえて、平成21年6月定例市議会に本条例（案）を提案し、議決を経て施行されています。