第2次にかほ市総合発展計画（後期基本計画）を策定しました。

にかほ市となってから16 年間、国内外での災害や政治的・経済的変動に影響を受けながらも、市民と行政が力を合わせて、「にかほ市総合発展計画」に基づいて様々な施策を実施し、住みよいまちづくりを進めて参りました。

全国的に人口が減少する中、本市でも合併時より約6,000 人減少しています。就職・進学を機とした市外への転出や少子化など、様々な要因がありますが、少しでも人口減少のスピードを緩やかにするため、この恵まれた自然と食、歴史・文化などの環境の中で快適に暮らし、子どもたちを育て、そしてのんびりと老後を過ごせるまちづくりを進める必要があります。

「地方創生」と叫ばれる中、本市では「次世代を担う産業振興」、「人を呼び込むまちづくり」、「結婚・出産・子育ての希望をかなえる」、「持続可能な地域づくり」を総合戦略の基本目標に掲げています。これらの内容を網羅しながら、前期基本計画を踏襲しつつ、これまでの計画の内容について検証を行い、住民検討委員会やアンケート、企画審議会、パブリックコメントなど、多くの市民の皆様からのご意見も参考に、主要施策として「適正な空き家対策の推進」と、「デジタル化の推進」を新たに盛り込みました。また、これまでの基本理念である「夢あるまち 豊かなまち 元気なまち 住みたいまち にかほ」についても継承しています。

本市において今後5年間の政策の柱となる、この「第2次にかほ市総合発展計画（後期基本計画）」をもとに、市民と行政が一体となって、暮らしやすいまちづくりを進めて参ります。

最後に、本計画の策定にあたり、ご意見を賜りました多くの皆様に感謝申し上げますとともに、今後のまちづくりにおいても、さらなるご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げます。

【令和4年3月策定】

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