帯状疱疹ワクチン接種費用の一部助成を始めます

更新日:2024年03月14日

にかほ市では、令和6年度から帯状疱疹ワクチン接種(任意接種)費用を一部助成します。予防接種法に基づかない任意の予防接種となりますので、本項をよく読み、有効性や予防年数、副反応等十分に理解のうえ接種を判断してください。

※任意接種とは、国が使用を認めているが、予防接種法に規定されていないワクチン接種。

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、子どものときに感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こります。ストレスや過労、病気、加齢など免疫力が低下した際に、再び活性化して帯状疱疹を発症します。発症すると、体の片側の一部にピリピリとした痛みがあらわれ、その部分に赤い発疹が出てきます。日本では80歳までに約3人に1人が発症すると言われており、皮膚症状が治った後も、50歳以上の約2割の方に帯状疱疹後神経痛が続くことがあります。

対象者

にかほ市に住民票があり、接種時点で満50歳以上の方

ワクチンの種類・費用等について

  1. ワクチンの種類によって接種方法や回数、助成金額に違いがあります。
  2. 助成制度の利用はどちらかのワクチンで生涯に1度限りとなります。
  3. 接種費用は、医療機関によって異なります。

ワクチン種類

生ワクチン(ビケン)

不活化ワクチン(シングリックス)

メリット

接種料金安い 副反応が少ない

予防年数が長い 有効性が高い

デメリット

有効性が低い 予防年数が短い

接種料金が高い 副反応が強い

助成金額

5,000円

1回あたり5,000円の計10,000円

接種費用

5,000~8,000円程度

1回あたり20,000~25,000円程度

接種回数

1回

2回

接種方法

皮下注射

筋肉注射

有効性

50~59歳:69.8% 60~69歳:64.0%

70~79歳:41.0% 80歳以上:18.0%※1

50~59歳:96.6% 60~69歳:97.4%

70~79歳:91.3% 80歳以上:91.4%※2

予防年数

5~7年程度

9年以上※3

副反応

多い順に(%)

発赤44.0、掻痒感27.4、熱感18.5、

腫脹17.0、疼痛14.7、硬結13.5

多い順に(%)

疼痛78.0、筋肉痛40.0、疲労38.9、発赤38.1、頭痛32.6、腫脹25.9、悪寒23.5、発熱17.9、胃腸症状13.0

<引用文献>※1 ZostavaxのSPS・STPS・LTPS試験(50歳代はZEST試験) ※2 Shingrix Zoster-006・022試験 ※3 Shingrix Zoster-049試験

予防接種実施医療機関

医療機関名

電話

ワクチン

不活化

ワクチン

予約

加藤医院

35-2543

すずらん診療所

62-8065

小出診療所

36-2124

夕日ヶ丘クリニック

74-3686

7月開始

武道島いとうクリニック

43-4171

木村医院

43-3308

 

さいとうクリニック

43-3105

 

きさかたクリニック

43-5522

 


健康推進課では、帯状疱疹の疑問や悩みにお答えします。お気軽にご相談ください。

この記事に関するお問い合わせ先

市民福祉部 健康推進課

〒018-0402
秋田県にかほ市平沢字八森31番地1

電話番号:0184-32-3000

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