象潟郷土資料館
〒018-0104 秋田県にかほ市象潟町字狐森31番地1
電話番号 0184-43-2005 / ファクス 0184-43-2014
常設展
象潟郷土資料館では、毎年展示内容を少しづつ変えながら「象潟」(国指定天然記念物)や「おくのほそ道の風景地」(国指定名勝)などを紹介しています。
潟時代の象潟
象潟は昔、文字どおり、大小百以上の島々が点在する潟でありました。
芭蕉をはじめ、多くの文人たちが訪れた景勝の地であり、文化元年(1804)の大地震で象潟の絶景は失われましたが、当時の島々は水田の中に残り、昔の面影や文人たちの足跡を求めて今もたくさんの方々が訪れています。
「潟時代の象潟」のコーナーでは、潟時代の屏風絵や825分の1で再現した模型、象潟の原型をつくった鳥海山の噴火(山体崩壊)の際に下敷きとなった埋もれ木を展示しています。
にかほ市北前船関係文化財
平成29年度日本遺産に認定された秋田市や酒田市など7道県11市町の「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」に、県内からにかほ市と能代市・男鹿市・由利本荘市が全国27市町とともに追加認定されました。これを受けて、このたび資料館では3階の展示室をリニューアル!!日本遺産のストーリーを構成するにかほ市の北前船関係文化財の一部をぜひご覧ください。
企画展
企画展「『おくのほそ道』最北の地・象潟」
令和6年度企画展開催 !展示初日は入館無料&展示説明会を開催 !
いにしえの象潟は、百前後の島を浮かべた入り江で、能因や西行が歌を詠んだ歌枕の地として知られていました。芭蕉の『おくのほそ道』は歌枕を訪ねる旅であり、象潟は目的地の一つでした。芭蕉と曽良は、元禄2年(1689)6月16日(陽暦8月1日)に塩越に着き18日まで滞在し、その後日本海沿いを南下したため、象潟は同紀行の最北の地となっています。今回の展示では、芭蕉が訪れた最北の地・象潟はどんな風景だったのか、また芭蕉が訪れたことは、その後の象潟にどんな影響を与えてきたのか、様々な資料から紹介します。
[期 間] 令和6年6月8日(土曜日) ~ 令和7年5月25日(日曜日)
[展示説明会] 令和6年6月8日(土曜日) 10:00~
池田修三作品展「Look-まなざし-」
木版画家・池田修三さんが描く人物は、木版画特有のどこか愁いのある表情が大きな特徴です。初期のモノクロのころは、時には木目を生かして表情を豊かに描き、多色摺りになると、表情そのものよりも、色彩あるいは花や小鳥などを添えて心情を表現しています。今回の展示では、様々な表情を浮かべた作品を紹介し、モノクロと多色摺りの表現の変遷などをたどっていただければ幸いです。
[期 間] 前期 令和6年6月8日(土曜日) ~ 10月27日(日曜日)
後期 10月29日(火曜日) ~ 令和7年5月25日(日曜日)
ご利用案内
開館時間
9時から17時
休館日
毎週月曜日及び年末年始(12月29日~1月3日)
(月曜日が国民の祝日の場合はその翌日)
入館料
区分 | 金額 | |
個人 | 団体 | |
一般 | 150円 | 100円 |
高校生その他学生 | 100円 | 50円 |
小・中学生 | 50円 | 30円 |
・団体割引は15名以上の団体
・にかほ市内の小・中学生は無料
・障害者手帳をお持ちの方は無料
お願い
団体でご来館される方で、ご説明が必要な場合は、事前にファクスかメールで申請書をお送りください。なお、館の都合によりご希望に添えない場合がございますので、ご了承ください。
資料館ガイド依頼書(団体用) (Wordファイル: 17.4KB)
館内資料の借用・掲載をご希望の場合は、電話等で連絡の上、申請書をお送りください。
写真やデータ等の使用についてはこちら (Wordファイル: 15.9KB)
実資料の借用についてはこちら(にかほ市象潟郷土資料館が所蔵する資料等の貸出要綱) (Wordファイル: 27.2KB)
象潟潟郷土資料館の過去の展示一覧
にかほ市文化財保護課より
- にかほ市の指定文化財と販売書籍を紹介します。
- 「にかほ市指定文化財ぶらり歩き」を紹介します。
にかほ市の伝承芸能・年中行事
市内で行われている伝承芸能公演や年中行事を随時アップしておりますので、是非ご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 文化財保護課 文化財保護班
〒018-0104
秋田県にかほ市象潟町字狐森31番地1
電話番号:0184-43-2005
ファクス番号:0184-43-2014
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更新日:2024年09月03日