国指定重要無形民俗文化財「小滝のチョウクライロ舞」
2023年(令和5年)は5月27日(土曜日)に通常通り開催します。
延年を祈願する舞をご覧ください。
概要
- 名称 小滝のチョウクライロ舞
- ふりがな こたきのちょうくらいろまい
- 指定年月日 平成16年2月6日
- 開催場所 金峰神社境内(にかほ市象潟町小滝)
- 開催日 5月最終土曜日(注釈1)
- 開催時刻 11時すぎから(注釈2)
- (注釈1)2015年(平成27年)以降、開催日が6月第2土曜日から5月の最終土曜日へ変更になりました。
- (注釈2)金峰神社例大祭の神事に引き続き行われるため時間は前後いたします。
アクセス
自家用車
日本海東北自動車道「象潟インターチェンジ」から、県道58号を「鳥海山」方面へ。約6分。
公共交通機関
JR象潟駅から、にかほ市コミュニティバス上郷小滝線 奈曽滝前下車。約40分。
由来
嘉祥2年(849年)頃から鳥海山に手長足長という悪鬼が住み、人々を苦しめていたので、文徳天皇が慈覚大師に法力で退治するように命じました。大師は役の行者が祀られた鳥海山大権現と小滝の蔵王権現に祈願して、手長足長を退治しました。その時、蔵王権現の社頭アララギの大木で、一丈六尺の立木観音像と二十一社の山王権現を彫刻安置し、陵王、奈曽利の面を造り、五十三段の石坂と土舞台を築き、閻浮を奏して八講祭を行い、神恩に感謝のお祭りを行いました。この時の舞がチョウクライロ舞と言われております。
映像
ユーチューブチャンネル「にかほ市の伝承芸能・年中行事」より、ご覧いただけます。

- 【小滝のチョウクライロ舞】境内巡業(YouTubeへリンク)
神輿渡御 金峰神社社殿での神事の後、石段を下り土舞台まで進みます。 - 【小滝のチョウクライロ舞】御宝頭の舞(YouTubeへリンク)
舞台を清めるために獅子舞を奉納します。 - 【小滝のチョウクライロ舞】九舎の舞(YouTubeへリンク)
タエシトンとも言われます。陵王、納曽利の面をつけた青年二人が、烏帽子舞、袖舞、扇舞の順に演舞します。 - 【小滝のチョウクライロ舞】荒金の舞(YouTubeへリンク)
薙刀による舞で四方にはりめぐらされた注連縄を切り放ち演舞します。 - 【小滝のチョウクライロ舞】小児の舞(YouTubeへリンク)
チョウクライロとも呼ばれる舞で6人の男児が花笠をかぶって演舞します。 - 【小滝のチョウクライロ舞】太平楽の舞(YouTubeへリンク)
小児の舞の6人うちの4人が演舞します。途中腰の木刀を抜き、二人ずつ合わせる所作を行います。 - 【小滝のチョウクライロ舞】祖父祖母の舞(YouTubeへリンク)
翁(おきな)と媼(おうな)の面をつけた男児二人が演舞します。 - 【小滝のチョウクライロ舞】瓊矛(ぬぼこ)の舞(YouTubeへリンク)
納曽利の面をつけた青年1人が幣を受け取り演舞します。 - 【小滝のチョウクライロ舞】閻浮の舞(YouTubeへリンク)
初め陵王の面を着け笏(しゃく)を持った青年が、次に納曽利の面を着け扇を持った青年が演舞します。
すべての舞が終わると、舞を見ていた人々に花笠の花が配られます。
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 文化財保護課 文化財保護班
〒018-0104
秋田県にかほ市象潟町字狐森31番地1
電話番号:0184-43-2005
ファクス番号:0184-43-2014
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更新日:2023年05月09日