個別避難計画

個別避難計画は、災害時に支援が必要な方（避難行動要支援者）が、災害が発生した際にスムーズに避難ができるよう、どこの避難所に避難するか、誰が避難を支援するか、どのような配慮が必要になるかなど、災害時に必要なことをあらかじめ決めておく計画です。また、作成した個別避難計画は、地域の避難支援等関係者（自治会、自主防災組織、民生児童委員等）と情報共有し、普段から見守り活動ができる体制を整え、災害時の迅速な避難に備えます。

個別避難計画の対象者は、避難行動要支援者名簿に登録されている次の方となります。
1.要介護認定3～5を受けている者
2.身体障害者手帳1･2級を所持する身体障害者
3.療育手帳Aを所持する知的障害者
4.精神障害者保健福祉手帳1･2級を所持する者
5.市の生活支援を受けている難病患者
6.要配慮者自らが申し出た者（75 歳以上のみ世帯等）
7.上記以外で避難支援等関係者が支援の必要を認めた者

本市では、災害（地震による津波等）の発生リスクの高い地域を優先的に自治会等の方々と協力して作成を進めています。また、要介護3～5の高齢者や障害等級が高い障がい者の方については、ケアマネージャーや障がい相談支援専門員等の福祉専門職と連携して作成を進めています。

にかほ市個別避難計画(PDFファイル:264.6KB)

にかほ市個別避難計画（記載例）(PDFファイル:264.7KB)

・個別避難計画は、個別避難避難計画の作成及び避難支援等関係者との情報共有等について、ご本人から同意があった方のみ作成します。ただし、災害発生時には、同意の有無に関わらず、必要に応じて個別避難計画の情報を避難支援等関係者と共有することがあります。

・個別避難計画を作成したとしても、災害状況等によっては避難支援を必ずしも保証するものではなく、避難支援等関係者が法的な責任や義務を負うものではありません。

・自分の命は自分で守る「自助」の意識を持ち、普段から地域の方と良い関係づくりを心掛け、災害時の持ち出し品を確認するなど、自らの安全を確保する行動が大切です。

・災害に備えて、お住まいの地域のハザードマップを確認しておきましょう。

にかほ市のハザードマップはこちら

https://www.city.nikaho.akita.jp/soshikikarasagasu/bosaika/gyomuannai/1/2/1/index.html